母が(恐らく)熱中症になった話。

おじさんは焦った。

 

おじさんは、すごく焦った。 母のことで。

 

先日、母が仕事から帰ってきたとき、言った。 頭痛がする。

 

元より偏頭痛持ちな母ではあるが、最近は猛暑日続き。 熱中症からくる頭痛の可能性も大いに考えられる。

 

しかも話を聞くに長時間頭痛が続いており、普段服用している鎮痛薬がほとんど効かないとのこと。

 

熱中症の症状で"頭痛"は中等症にあたり、医師による診察を受けることが推奨されている。 そのため病院に行くことを勧めたものの、母は聞く耳をもたない。 仕方なく、その日は様子見で済ませることに。

 

翌日。 再び仕事から帰ってきた母に調子を聞くと、今度は吐き気がするという。

 

"吐き気"もまた、熱中症における中等症でみられる症状であるとか。 これはまずいと思い、前日よりも強めに病院に行くよう勧めたものの、やはり聞く耳もたず。

 

正直なところ心中穏やかではなかったが、とりあえず水分を補給させ、保冷剤で体を冷やさせながら、その日も様子を見ることに。 ただし、翌日になっても調子が戻らないようなら仕事を休めと言い含めたうえで。

 

そして、翌日。 ついに母は仕事を休んだ。 体調はかなり良くなった様子だったものの、まだふらつく様子だったためだ。 病院に行けといってもやはり聞く耳をもたなかったので、諦め。

 

体調の急変などを心配しつつ仕事に行き、2時間ごとにLINEで状況確認。 そばにいられず迅速な対応がとれないために不安を抱えつつ、何とか仕事を終えて帰宅。

 

帰宅してすぐ体調をたずねると、ほぼほぼ全快くらいまで戻ったとのこと。 数日経った今も体調に異変は見られず、ほっと一安心である。 

 

体調が戻って以降の仕事にはタブレットを持参するようにさせてみたところ、塩タブレットを食べるとだいぶ楽になるとか。

 

水分補給に加えて塩分補給もとても大事なのだなあ。